学習塾ブログ / 熱中症にご用心

2014年07月30日

熱中症にご用心

あつ~い日が続いていますね。そんな暑い日に気をつけなければいけないのが熱中症です。

NHKの調べによると今年7月25日に全国で1224人の人が熱中症で病院に搬送、3人が死亡したとのことです。

侮れない熱中症、今回は熱中症についてお伝えします。

【熱中症はどうして起こるのか】

熱中症は体温が上昇し続けることによる身体の障害です。

人間の体温を下げるには2つの条件があります。

1.まわりの気温が体温より低い

2.汗の蒸発による気化熱の利用

夏場は気温が体温を超えるため、1の条件が成り立たなくなります。また、湿度が75%を超えると汗が蒸発しにくくなり、2の条件も成り立たなくなります。

こうして体温が上昇し続けると身体を冷やそうと汗が大量に出ることで、血液がドロドロになり身体の機能に障害が出る、それが熱中症です。

【熱中症の対処法】

まずは暑さ対策で、涼しい場所に避難することが大切です。そして水分補給が大切です。

水分補給は常識として知られていますが、それだけではダメです。実は、ただ水分を補給するだけでは、ほとんど身体に吸収されず尿として排出されてしまうのです。

水分を体内に吸収しやすくするには、水を血液の成分に近い状態にします。そのために塩分も必要になります。水1リットルに対して食塩1~2グラムを溶かして飲むと良いそうです。

せっかくの夏休みを充実して過ごすために、体調管理には充分気をつけて下さいね。

勉強に集中しすぎるあまり、水分補給を忘れた!なんていうことにならないように気をつけて!

東村山教室