学習塾ブログ / 入試インフォメーション１０月号

【小学部】中学校「ユニーク部活動」紹介 その１

小学生のみなさんは、中学生になったらどの部活動に入部するか決めていますか？知っている人もいるかも知れませんが、中学校では、小学校のクラブ活動よりもより本格的に、活動日・活動量が多くなります。みなさんの地元の公立中学校でもたくさんの部活動が活動していますが、私立中学校には特色のあるユニークな部活動がある学校もたくさんあります。今回はその一部をご紹介します。

 

麻布中学校
【オセロ部】
全国大会で中１生が優勝するなど、良い実績を残している。過去には世界大会で第３位になるなど、活躍している。

【フラッグフットボール部】
フラッグフットボールとは、アメリカンフットボール部とよく似た競技。自分たちで作戦を考え、実行するスポーツであるという理由から小学校でも授業に採用している学校が増えている注目のスポーツ。こちらも全国大会に出場など活躍している。

 

【バックギャモン部】
バックギャモンとは「西洋双六」、「盤双六」などといわれるボードゲーム。ボードゲームの中では世界で最も遊戯人口が多く、その数は約３億人。過去には日本選手権初級の部・中級の部共に優勝した。

 

西武台新座中学校　
【バトン部】
高校生と一緒に活動している。2013年4月にアメリカで行われた「Miss Dance Drill Team USA」に出場し、ポンポンの部門での優勝。バトン部は他にも大妻多摩中・女子聖学院中・東京純心女子中などにもあります。

 

【高校部】文系・理系の職業選択

多くの高校では、秋頃から高校1年生で「文理選択」が行われます。また高校2年生からは文系と理系のコースに分かれ、学ぶ科目や授業時間数が変わります。当然のことながら、目指す大学や学びたい学問、ひいては将来就きたい職業に大きく関わってきます。今回はそんな文理選択・コース選択のために、サンプルとして３つの職業を簡単に紹介します。

 

【医師】
医師になるには大学の医学部に進み、６年間の教育を受け、卒業後に医師国家試験（年１回）に合格し、さらに２年以上臨床研修医としての経験を積む必要があります。医学部への入学はどの大学においても極めて難関です。より専門的な理系の知識が必要不可欠になります。医学部と一口に言っても、難易度の幅は非常に広く、必要とされる勉強量は自ずと変わってきますが、最低でも偏差値６０後半の学力は欲しいところです。

 

【銀行員】
銀行員になるには、大学、短大に進み、新卒で入社試験に合格するのが一般的なコースです。入社後は研修を受けたのちに各店舗に配属され、テラー（窓口係）や貸付係などとして各部署で働くことになります。銀行員には、金融、経済、税務、不動産などの知識が必要なため、関連学問を学んだ経済学系、経営学・商学系、法学系学部といった文系の出身者の採用が多いです。

 

【編集者】
編集者には幅広い知識や教養が要求されるため、多くの出版社の応募資格は、大卒者および大学院修了者となっています。学んでおくと有利な学問は特にありませんが、現状では文系学部の出身者が多いようです。ただし、教育関係などの専門書を出版している出版社では、大学で関連の学問を専攻した学生を優先的に採用することもあるようです。

 

納得できる文理選択には　「将来就きたい職業」を考えることが大切です。将来を考えることによって、これから学ぶべき方向性が明確になります。文理選択が職業と直結しないことも多々ありますが、「希望する職業につくために必要な知識」を調べる機会にもなります。知っているつもりだった職業に、意外な知識が必要とされていることもわかりますので、よく調べておきましょう。
ここで取り上げた職業は、無数にある仕事のほんの一部です。今後の進路を決める文理選択ですが、現在の科目の得意・苦手の意識や、ぼんやりとやりたい、やりたくないという気持ちだけで文理選択を決定することはオススメできません。将来のことを見つめながら、慎重でしっかりとした情報収集をして決めましょう。

【中学部】英検・漢検・数検を受けよう！

多くの私立高校では、推薦入試や一般入試の単願・併願優遇で内申基準が設定されています。もし成績が志望校の内申基準に満たない場合でも、英検・漢検・数検で３級以上に合格していれば、内申点に加点され、基準に達することができる場合があります。
今回は英検に合格している場合に加点措置をとっている近隣の主な私立高校を下の表にまとめてみました。（他の高校を調べたい方は、英検のホームページで確認することができます）

英検・漢検・数検は、高校受験や大学受験のために受験するのもひとつですが、自分の能力の向上や実力を知る手段としてもオススメです。受験生はもちろん、非受験生の生徒さんもぜひ受験してみてくださいね。