学習塾ブログ / 入試インフォメーション2016年2月号
入試インフォメーション2016年2月号
【小学部】2015年 時事問題・重大ニュースまとめ
今回は今年の入試で出題されるかもしれない時事問題・重大ニュースの後期分です。
下記の前回分と合わせてご覧ください。
8月 広島に原爆が投下されてから70回目の「原爆の日」(8月6日)
安倍晋三首相が戦後70年談話を発表(8月14日) 太平洋戦争終結70年(8月15日)
桜島(鹿児島県)が規模の大きな噴火の可能性のため警戒レベルを4に(8月15日)
国際宇宙ステーション(International Space Station通称ISS)に物資を運ぶ無人補給機
「こうのとり5号」の打ち上げ成功 (8月19日)
9月 台風10号の影響で関東・東北地方に豪雨が降り続き、
茨城県常総(じょうそう)市の鬼怒川(きぬがわ)の堤防が決壊し、大規模な水害が発生(9月10日)
阿蘇山(熊本県)が噴火し、警戒レベルが3に(9月14日)
集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が参議院本会議で可決され、成立(9月19日)
10月 ノーベル医学生理学賞が、大村智(おおむらさとし)氏ら3名に(10月5日)。
ノーベル物理学賞が梶田隆章(かじたたかあき)氏とカナダのアーサー・マクドナルド氏に授与されること
が決定(10月6日)
大村氏は寄生虫を駆除する「イベルメクチン」の開発、梶田氏は素粒子のニュートリノに質量があることの
発見での受賞(ノーベル賞とはアルフレッド=ノーベルの遺言によって創設された賞。物理学賞・化学賞・医
学生理学賞・文学賞・平和賞・経済学賞の6つの分野があり、現在のところ日本人の経済学賞の受賞者はい
ません)。
12月 日本が建設した宇宙実験棟「きぼう」の修理や、宇宙での長期滞在が心臓にどのような影響を与えるかな
ど、様々な実験に取り組んだ宇宙飛行士の油井亀美也(ゆいきみや)さん141日16時間(7月23日打ち
げ)の滞在を終え、地球へ帰還(12月11日)
【前回分1月~7月】
1月 阪神・淡路大震災から20年(1月17日) スイスのダボスでダボス会議が開幕(1月21日) 2月 政府の「情報収集衛星レーダー予備機」を載せたH-ⅡAロケット27号機の打ち上げ成功(2月1日) 3月 東京大空襲から70年(3月10日) 東日本大震災発生から4年(3月11日) 北陸新幹線の長野-金沢間延伸で、東京-金沢間が最短2時間28分に(3月14日) 4月 空海が開いた高野山(和歌山県)の開創1200年を祝う大法会開始(4月1日) アメリカのオバマ大統領とキューバのカストロ議長が初めて会談(4月11日) 5月 神奈川県箱根山の大涌谷周辺で、小規模な水蒸気噴火警報が発令(5月6日) 徳川家康をまつる日光東照宮(栃木県)で四百回忌を記念する式典開催(5月17日) 6月 三重県志摩市が2016年の主要国首脳会議(サミット)の開催地に決定(6月5日) 選挙権が得られる年齢を「18歳以上」に引き下げる「改正公職選挙法」が設立。 選挙権の引き下げは70年ぶりとなる(6月17日) 7月 標準時と地球の自転速度のずれを調整するため、世界同時に一日の時間を1秒だけ長くする 「うるう秒」が挿入された(7月1日) 業」がユネスコの世界文化遺産に登録決定(7月5日) |
【中学部】都立一般入試 マークシート方式ついて
推薦入試もまっただ中、都立私立問わず一般入試まで、あとわずかとなってきましたね。今回は都立一般入試のマークシート方式についてです。昨年度は一部の都立高校でマークシート方式が試験的に導入されましたが、今年度より一般入試では、本格的に全校でマークシート方式が導入されます(ただしグループ作成校<英語・数学・国語>では今まで通りの形式の解答用紙が使用されるそうです)。また、私立高校でもマークシート方式を導入している高校は多数あります。そこでマークシートに解答するときの注意点を、下記にまとめてみます。
・濃くはっきりとマークする。(うすいと機械が読みとれない) ・マークミスをして消しゴムを使う場合、他の解答まで消さないようにする。 ・消しゴムのくずを残さないようにする。(機械が誤った読みとりをしてしまう) ・ひとつの解答に次の問題の解答までマークしてしまわないように気をつける。 ・解答している箇所と問題番号が合っているか必ず確認する。 ・0(ゼロ)の存在に気をつける。(マーク欄の一番最初が1と思いこまないように) ・シャープペンシルでは時間がかかることがあるので、鉛筆(BまたはHB)を使用する。 |
すでにWもぎやVもぎ、英検等でマークシート方式に慣れている生徒さんもいると思いますが、上記の注意点をよく読み、絶対に事故が起きないように万全の態勢で受験に臨みましょう。都立高校のサンプルの解答用紙を見たい生徒さん(中1中2のみなさんも)は、教室のスタッフに声をかけてくださいね。
【高校部】どうなる?2016年の大学受験状況
【センター試験志願者数の変化】
今年度のセンター試験志願者数が発表されました。志願者数は56万3,765人でほぼ前年並みの数字となっていました。しかし現浪別で見てみると、現役生が6,940人、約1.5%の増加になっており、来春の高校卒業見込者数が約5,300人減るのに対して現役志願者数が増えています。16年3月高校卒業見込み者のうちセンター試験に出願した者の割合も43.4%と、昨年を0.9ポイント上回り、過去最高になっています。
一方で浪人生は9万6,454人で2,274人、約2.3%の減少となっています。浪人生は2年連続で減っており、15年に始まった新課程入試から、現役中心の大学入試になってきたと言えます。
ここ最近のセンター試験志願者数の増加があった要因には、国公立大志向があげられます。教育・研究環境が充実している上、学費の負担が比較的軽いことが大きな理由になります。私立大においても、センター利用方式が、センター試験の成績だけで合否が決まるところがほとんどであり、ネット出願や受験料の割引など出願しやすくなっていることも志願者数の増加につながっていると言えます。
さて来年から移行措置がなくなり全科目が新課程になります。今までは新旧両課程の共通範囲から出題されているケースもありましたが、全て新課程になると新分野からの出題によって問題が難化する可能性があります。新課程の分野は特に注意が必要になります。勉強の目安に心に留めておきましょう。
【新設大学はついに0(ゼロ)へ・グローバル&ローカルが増加傾向】
来年の大学新設は1985年以来、31年ぶりにゼロとなり、少子化による大学の冬の時代とも言える状況になっています。しかしその一方で学部の新設は活発で、特に新設学部として「国際(グローバル)」と「地域(ローカル)」をキーワードとしたものが多く見られる。グローバル系はここ数年新設が続いており人気も高い学部です。逆にローカル系では地域の活性化を担う人材育成を目指している学部といえます。自分の将来設計に合わせてこれらの学部を調べ、候補にしてみるのもよいでしょう。新設学部については現段階からよく調べ、選択肢の一つして活用していきましょう。