学習塾ブログ / 入試インフォメーション2017年1月号
入試インフォメーション2017年1月号
【中学部】受験生必見!面接対策のポイント
少し前までは“面接 = 推薦だけ行う”というイメージもありましたが、近年の傾向としては一般試験でも実施する高校が増えています。また都立高校入試の推薦では、作文または小論文+集団討論・個別面接が行われ評価の割合も大きくなっています。そこで今回はその面接対策のポイントをお伝えしたいと思います。
【Ⅰ】身だしなみ
第一印象を決めるのはやはり身だしなみです。袖のボタンやYシャツの第一ボタンはしまっているか、
制服自体汚れていないか、セーターの袖で手が隠れていないか、髪型はきちんとしているか…など様々ですが、
一貫して「正しい着用」と「清潔感」と「中学生らしさ」がポイントになります。
【Ⅱ】言葉づかい・表情・話し方
面接は尋問ではありません。コミュニケーション力や成績では推し量れない受験生の内面を見るものですので、
目上の人に対しての正しい言葉遣いと明るい表情がポイントになります。
また話し方の注意点としては、
①早口にならない(慌てない)こと ②語尾をはっきりさせること(尻すぼみにならないこと)
③もごもごしないこと ④「えーと」を言わないこと(言いそうになったら『はい』と一間置く)
⑤聞かれたことに的確に答えること ⑥視線は試験官に向けること(見過ぎはNG)
など様々ですが、一貫して「落ち着いて話すこと」と「自信を持って受け答えすること」がポイントになります。
※「本番ではちゃんとするorできる」という人が結構いますが、慣れや癖というものは簡単には直せません。
上記の点、今から気を付けて生活をしてみましょう。
【Ⅲ】その他
①“よく聞かれる質問BEST10とその答え方”などはネットや本などでよく見かけますので、ここでは省略します。
ただ、1つ注意しておきます。自分や受験校のことも良く知らずに答え方を真似ても…面接官には必ずバレます!
② 最近“自己PR”を課す学校が増えています。この自己PRは自己紹介とは違いますので注意しましょう。
作り方のヒントとしては『自分の長所・強み』⇒『それを活かした過去の成功体験談』⇒『その強みを入学後この
学校ではどう活かせるか』といった流れで考えてみてください。堂々と自分をアピールすることが大事です。
③「学級委員」「部長」「委員長」「生徒会役員」等の経験など、確かに調査書に書いて有利になりそうな事項は
あります。しかし、それだけでは駄目なのです。要はその役職を務めた上で、「何を学んだか」「今後どう活かし
たいのか」という点を明確にしておき面接の場でアピールできないと、何の評価にも繋がりません(これは集団討
論のときも同じです)。よく考えてまとめておきましょう。
10~15分の短い時間ですが、『自分のことだから大丈夫』と高【たか】を括【くく】っていると本番で必ず失敗します。自分のことを自分で知る良い機会であると同時に、3年間通う学校を改めて見つめる良い機会でもあります。今からよく調べてよく考えておきましょう。特に都立高校の推薦を受ける人は各高校で発表している「本校の期待する生徒の姿」を基に、出願時に提出する「自己PRカード」もよく推敲【すいこう】しておきましょう。
【小学部】2016年時事問題・重大ニュース
今回は、今年の入試で出題されるかもしれない時事問題・重大ニュースのまとめです。
1月 マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の運用が本格的に開始(1日)
2月 世界保健機構(WHO)が感染症「ジカ熱」に関する緊急事態を宣言(1日)
環太平洋経済連携協定(TPP)に参加12カ国が署名(4日)
3月 ベルギーの首都ブリュッセルで同時テロ発生(22日)
東日本大震災発生から5年(11日)
北海道新幹線の新青森-新函館北斗間が開業(26日)
アメリカのワシントンで核安全保障サミットが開催(31日)
4月 熊本県を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生(14日)
ほぼ同地域でマグニチュード7.3の地震が発生(16日)
5月 三重県の志摩市賢島【かしこじま】で伊勢志摩サミットが開催(26日)
アメリカ合衆国のオバマ大統領が現職大統領として初めて広島を訪問(27日)
6月 安倍晋三首相が消費税率の引き上げの再延期(2019年10月)を発表。(1日)
日本が発見した113番目の新元素「ニホニウム」が正式に決定(8日)
東京都の舛添要一知事が辞職(21日)
イギリスでEU離脱を問う国民投票が行われ、EU離脱が決定(23日)
7月 バングラデシュの首都ダッカでテロ発生(1日)
参議院議員選挙で、自由民主党と公明党の連立与党が過半数を確保(10日)
上野にある「国立西洋美術館」が世界文化遺産へ登録される(17日)
東京都知事選挙で、小池百合子氏が初当選(31日)
8月 ブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催 (5日~21日)
天皇陛下がビデオメッセージで「象徴としてのお務め」についてお気持ちを表明(8日)
1週間で3個の台風が北海道に上陸(17日~23日)
台風10号が観測史上初めて東北地方の太平洋側から上陸し、大災害に(30日)
9月 中国の杭州【こうしゅう】でG20サミットが開催される(4日)
ブラジルのリオデジャネイロで夏季パラリンピックが開催(7日~18日)
10月 東京工業大学の大隅良典【おおすみよしのり】栄誉教授がノーベル生理学・医学賞を受賞 (3日)
熊本県にある阿蘇山が36年ぶりに爆発的噴火(8日)
歌手のボブ・ディラン氏がノーベル文学賞を受賞(13日)
来年からの国連事務総長にアントニオ・グテレス氏が任命(13日)
11月 アメリカ大統領選挙が実施され、共和党のドナルド=トランプ氏が民主党のヒラリー=クリントン氏を
制し、勝利。大統領選挙人と呼ばれる人々を多く獲得した候補が勝つ仕組み。日本の議院内閣制に対し
アメリカは大統領制(8日)
※12月分は、次号2月号に掲載します。
【高校部】必見!ベストの先生オススメの教材を紹介!〈文系編〉
高校生のみなさん、勉強ははかどっていますか?高校での勉強は、量・質ともに重く深い内容で理解と定着に何かと時間と手間が掛かるもの。そこで今回は、ベストの先生方におすすめの教材を教えていただきましたので、みなさんにご紹介したいと思います。ぜひ参考にして日頃の勉強に役立ててください。
今回は文系編、以下すべて税別です。
【英語】
長文:「やっておきたい英語長文300」(河合出版) 定価 ¥914
H先生「300・500・700・1000とレベル別に分かれており、ステップアップしていけるのが良い。
300でもセンターレベルには対応できますよ」
文法:「全解説頻出英文法・語法問題1000」(桐原書店) 定価 ¥1,490
J先生「解説がとてもていねいで、問題も基本的なものからかなり発展的なものまで幅広く載っています。学校
授業の内容補足から上位大学(上智大学)の入試にも対応できました」
文法:「今井の英文法」(東進) 定価 ¥1,200
K先生「講義形式のくだけた口調で取り組みやすい。堅苦しくなく取り組めました。基本の基本ではなく、
そこそこ英語ができる人の方が進みやすいですよ」
解釈:「基礎英文解釈の技術100」(桐原書店) 定価 ¥1,350
O先生「CDが付いていて、復習しやすかったですね。センター試験で8割以上を目指す人向けです」
英単語:「システム英単語」(駿台) 定価 ¥1,000
I先生「英単語力をとにかく付けたい人におすすめ。短い例文が多く、ペース良く進められます。出やすい順になっているので、英語が苦手な人も基礎から力を付けられる」
【世界史】
「段階式 世界史論述のトレーニング」Z会出版 定価 ¥1,200
Y先生「10~400字まで対応できる論述対策本。何を書くべきか、ポイントがきちんと整理されています」
「世界史問題集完全版」東進ブックス 定価 ¥1,300
Y先生「通史だけでなく文化・実学史も入っています。出やすい部分がよくまとめられた問題集です」
【政治・経済】
「ベストセレクション センター試験 政治・経済重要問題集」政治・経済問題研究会 定価 ¥750
A先生「センター対策はこれ1冊で十分。良問揃いの問題集です。これを極めれば90点は手堅い」
【現代文】
「私大編 現代文のトレーニング」Z会出版 定価 ¥1,000
「必修編 現代文のトレーニング」Z会出版 定価 ¥1,000
S先生「Z会の問題集は良問が多く、細かい解説が1問1問についていて、解法を論理的に追うことができます。
志望校によってどちらかでいいと思います」