学習塾ブログ / この ぶょしんう が よすまめか?

2019年08月21日

この ぶょしんう が よすまめか?

わたしは英語を勉強している人に対して、単語は詰めて、あけるところはきちんとあけて書くように注意しています。
具体的には英語でアップルと書くときに「ap p pl」ではなく「apple」と、
文を書く時も「I l i ke a n a pple.」ではなく「I like an apple.」と書くということです。
当たり前のことのように思うかもしれませんが、きちんと書けていない人が英語の苦手な人に特に多いのです。そして私はこれがきちんとできるかどうかが英語ができるようになるかどうか(英単語の意味を覚えられるかどうか)の1つの大きなポイントだと思っています。

以前インターネット上でこんな文章を見つけました。

「こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は けゅきんう の けっか にげんん は もじ を
にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に
もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?」

確かに何となく読めますが、よく見ると言葉がめちゃくちゃですね。ただ、読めてしまう。これはなぜかというと、上にも書かれていますが単語の最初と最後があっていれば特定の語として認識できるということです。ちなみに上記の文の元ネタは英語で書かれています。こんな感じです。

「Aoccdrnig to rsereach at an Elingsh uinervtisy, it deosn’t mttaer in waht oredr the
ltteers in a wrod are, the olny iprmoetnt tihng is taht frist and lsat ltteres are
in the rghit pclae. The rset can be a toatl mses and you can sitll raed it
wouthit a porbelm. Tihs is bcuseae we do not raed ervey lteter by istlef,
but the wrod as a wlohe.」

意味を取るのは大変かもしれませんがonlyやthing、whatなどのスペルが間違っていることがわかるかと思います。それでも何の単語か何となくは分かりますね。

こうしたことからも英語の学習の際は「I l i ke a n a pple.」ではなく「I like an apple.」と書いて練習することが大切と分かります。こうして書いていけば、単語を塊として捉えることができ、英単語と日本語の意味が結びつきやすくなるでしょう。ただし、これはあくまで英単語→日本語の結びつきの話です。間違ったスペルで覚えていいという話ではないので注意してくださいね。

夏休みの宿題に単語の学習が出ている人も多いかと思います。ただ雑に何度も書くよりも、一語ずつ丁寧に意識して書くことが暗記の近道ですからみなさんも頑張ってください。

東大和教室 永峯