学習塾ブログ / 日本三大○○　その１０

日本三大○○　その１０

日本三大○○を紹介する第１０回目です。

【日本三大名筆】

・空海(くうかい)
・嵯峨天皇(さがてんのう)
・橘逸勢(たちばなのはやなり)

平安時代初期、遣唐使により中国文化が日本に伝わり、唐風の書が流行した。

818年、嵯峨天皇は当時の平安京にあった大内裏(だいだいり)と呼ばれる場所の門に掲げる額や看板を書き直すことを考えた。自ら、東の三門を書き、南の三門を空海に、北の三門を橘逸勢に書かせた。そして、この門額を書いた3人のことを、江戸時代中期から三大名筆→三筆と尊称されるようになった。

特に空海は、後世に及ぼした影響は大きく、日本書道史上最大の存在といっても過言ではない。空海が最澄に宛てた手紙、風信帖(ふうしんじょう)は国宝に指定されている。

教室だよりから