学習塾ブログ / 卒業シーズン

2015年03月18日

卒業シーズン

冬の寒さの厳しい日々もそろそろ終わり、春風が心地よい季節となりました。午後は汗ばむ陽気ですね。教室の窓を開けて、すがすがしい風に当たりながら一息つく今日この頃です。

さて、3月といえば卒業式の季節ですね。多くの高校はもう式を終えていることでしょう。中学校では今週、小学校では来週実施されるところが多いようです。

卒業式といえば歌ですが、よく歌われている『旅立ちの日に』は、みなさんになじみの深い歌でしょう。

―――と書いている私は、実は、つい最近まで、この歌の存在を知りませんでした。先日、生徒のみんなが「いい歌だよ~。」と教えてくれたので、歌詞を調べてみました。

「たしかにとてもいい歌だな~。」なんて思ったのですが、この歌詞の作者は、卒業生の気持ちというよりも、その卒業生を送り出す先生たちの気持ちをうたっているのではないか、とも感じました。

この歌についてさらに調べてみたところ、歌詞の作者は、ある中学校の校長先生で、この曲はもともと、教職員の先生たちから卒業生に向けて歌うための曲だったようです。なるほど、だから先生たちの気持ちをうたった歌だと感じられたのですね。

卒業するみなさんは、名残惜しく、さみしく、悲しいと感じていることでしょう。しかし私たち講師も、みなさんとの別れのときは、とてもとても悲しいものなのです。

みなさんが、「未来を信じて」、「飛び立」ってくれることを、切に願います。

小川教室より