学習塾ブログ / 入試インフォメーション2016年1月号

2015年12月16日

入試インフォメーション2016年1月号

【中学部】都立・私立推薦入試 面接について
前回の都立推薦入試・集団討論に引き続き、今回は面接についてです。面接時間はどの学校も10分~15分ほどですが、質問する内容や質問数は学校により異なります。下の表の左側は面接でよく質問される内容をまとめたものです。都立・私立問わず推薦入試を受験する予定の生徒さんは、表の質問に対して適切な回答が必要です。そのため事前の準備がとても大事。自分の過去をふりかえり、どんな経験を積み、どう成長したのかを思い出してみましょう。また、どんなことに興味があり、将来どんなことをしたいのかを考えてみてください。

面接でよく質問される内容 対策
・志望動機
・高校でやりたいこと
・将来の進路・希望
・部活動について
・中学生活の思い出
・自己PR
・趣味や特技
・得意な教科・苦手な教科
 ①自己分析をする
・好きなもの
・得意なこと
・強み
・やりたいこと(将来なりたい自分を考える)
②志望校をよく知る
・教育方針
・学校説明会
③ ①と②から志望する理由をはっきりさせる

 面接は短い時間に自分がどんな人間か理解してもらわなければなりません。そのためには自分が自分自身のことをよく理解していないといけません。この機会に自分がどんな人間なのかを分析してみましょう。そして、志望校が求める生徒像と合致する根拠を探してみてください。また、どんなに良い答えを返すことができても、言葉づかい、態度、服装が乱れていては評価が下がるのは必然です。まずいと感じた生徒さんは、本番で出てしまわないように普段の生活でも気をつけていくよう心掛けてください。
ベスト個別指導塾では、12月より本格的に面接練習を行っています。推薦入試を受験する生徒さんは、もちろん、一般入試で面接がある生徒さんは忘れずに申し込みをしてください。

 

【高校部】奨学金制度の現状
高等学校から申し込む日本学生支援機構(JASSO)奨学金は、高等教育機関に在学する学生のなんと2人に1人が利用しています。ここ数年で受給者数は急増していますが、滞納が社会問題化しているのが現状です。
それを受けて、各大学では独自の奨学金制度を整えている場合があります。最近では返還不要の給付型奨学金である、予約採用型の整備が進んでいます。採用されれば学費の心配なく合格を目指して受験勉強に集中することができます。11月に申請して12月に結果を通知する大学が多いようです。
首都圏では早稲田大、慶応義塾大、青山学院大、中央大、法政大、立教大などが実施しています。大学により異なりますが、首都圏以外の高校に在学、家庭の収入、成績などの条件が設けられています。

また、学費減免や奨学金給付の特典を備えた「特待生入試」を行っている大学も多くあります。神奈川大の給費生試験は、1年次の授業料を全額免除し、文系は毎年100万円、理系は120万円の奨学金を4年間支給。自宅外通学者は毎年60万円の生活援助金が加算されます。募集は全学部合計100人となっています。このほかに、一般入試などの成績上位者を特待生とする制度を設ける大学も多く、例えば慶応義塾大の医学部では一般入試上位者10人に毎年200万円を4年間給付しています。
特待生の人数枠は増加傾向で、以前よりチャンスが広がっています。具体的な数字を挙げてみますと、東京経済大で300人、金沢学院大で267人、東京工科大で113人、駒沢大が100人となっています。
近年では、特待生制度の整備が進み、様々な形で奨学金制度が利用できるようになりつつあります。大学の学費もとても大きな負担になってしまうので、利用したいときは、よく下調べをしてみてください。特に高1・2生のみなさんは、このような視点での大学選びもあるのだと知っておくと後々の大学選びに活かす知識にできます。ご不明な点やお知りになりたい情報がありましたら、教室までお問い合わせください。

 

【小学部】2015年 時事問題・重大ニュースまとめ
今回は今年の入試で出題されるかもしれない時事問題・重大ニュースのまとめです。

 

1月 阪神・淡路大震災から20年(1月17日)
スイスのダボスでダボス会議が開幕(1月21日)
2月 政府の「情報収集衛星レーダー予備機」を載せたH-ⅡAロケット27号機
打ち上げ成功(2月1日)
3月 東京大空襲から70年(3月10日)   東日本大震災発生から4年(3月11日)
北陸新幹線長野-金沢間延伸で、東京-金沢間が最短2時間28分に(3月14日)
4月 空海が開いた高野山(和歌山県)の開創1200年を祝う大法会開始(4月1日)
アメリカのオバマ大統領とキューバのカストロ議長が初めて会談(4月11日)
5月 神奈川県箱根山大涌谷周辺で、小規模な水蒸気噴火警報が発令(5月6日)
徳川家康をまつる日光東照宮(栃木県)で四百回忌を記念する式典開催(5月17日)
6月 三重県志摩市が2016年の主要国首脳会議(サミット)の開催地に決定(6月5日)
選挙権が得られる年齢を「18歳以上」に引き下げる「改正公職選挙法」が設立。
選挙権の引き下げは70年ぶりとなる(6月17日)
7月 標準時と地球の自転速度のずれを調整するため、世界同時に一日の時間を1秒だけ長くする
「うるう秒」が挿入された(7月1日)
長崎・鹿児島・山口など8県11都市に点在する「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」

ユネスコ世界文化遺産に登録決定(7月5日)
アメリカキューバ54年ぶりに国交を回復(7月20日)

 

次回の2月号では、残る8月~12月を追加して掲載する予定です。