学習塾ブログ / 記憶のメカニズム
2018年04月18日
記憶のメカニズム
勉強して覚えた情報は、脳内の「海馬」という部分に一時保管され、その後「大脳皮質」に送られ、長期記憶となります。
ただし、すべての情報が「大脳皮質」に送られるわけではなく、「海馬」が「この情報は重要だ」と認めたごく僅かの情報に限られます。
つまり、重要でないと判断された情報はどんどん捨てられていくのです。
(勉強終了後4時間で、半分も忘れてしまうとのこと。)
では、「重要な情報だ」と認めさせるにはどうしたらいいのでしょう?
それは「繰り返し覚える」ことです。
やはりそうきたかと思うでしょうが、最良の方法です。
「海馬」は繰り返し入ってくる情報を「重要な情報だ」と判断します。
3回、4回と繰り返し、約30日間覚え続けることにより、晴れて「大脳皮質」へと到達するのです。
この最良の方法を「復習」と呼びます。
ベストの広場4月号
ちょっと便利帳より