学習塾ブログ / 高杉晋作 たかすぎしんさく
2018年12月12日
高杉晋作 たかすぎしんさく
高杉晋作は、藩に無断で軍艦を購入することから始まり、イギリス大使館を焼き討ちしたり、坊主になったり、庶民を集めて「騎兵隊」を作ったり、尋常でない決断力・行動力が目立つ人だったと言われています。そんな彼も、突発的に行動を起こすことはなく、どんな事でも周到に考え抜いた末に行動し、困らぬようにしていた。それでもなおかつ窮地に陥った場合でも「困った」とは絶対に言わなかった。
困ったと言ってしまうと、そこから策が思いつかなくなり、本当に困ったことになる。言わなければ、策なんていくらでも生まれる。これは、何か事件がきっかけというよりも、彼が生きていくうちで感じとった信念だったのでしょう。肺の病気で27歳という若さで亡くなりましたが、明治維新の立役者として名を残しています。
教室だより12月号
先人に学べ2018より