学習塾ブログ / 夏休みの宿題

2019年07月31日

夏休みの宿題

いよいよ一年の中でも最も楽しみにしていると言っても過言ではない夏休みが始まりますね。1ヶ月近くある長い長いお休みは、楽しいイベントや遊びがたくさんあって困ってしまいますよね。そんな幸せな悩みももちろんあるのですが、一方でよろしくない悩み事も同時に抱えるのが夏休みというもの・・・そうです、夏休みの宿題です。

夏休みの宿題は残すのが嫌ですぐに片づけてしまう人もいれば、やりたくないのでずっと残したままになり、8月末になって焦って取り組み泣きを見てしまうという人まで様々いると思います。その中でも簡単にはいかない課題は最後に残すと大変な思いをしてしまいます。今回はそうならないために、少し私流の攻略法を伝授したいと思います。

「作文」
後回しにすると大変な物ナンバーワンです。書くコツは「最初からいきなり書き出そうとしない」ことですね。そのまま思いついたことを書こうとすると、次の文章に悩んで長い時間を使ってしまったり、つながりのわかりにくい文章になったりしてしまいがちです。まずは「書こうと思うことのアイデアをメモする」ことから始めましょう。たとえば「環境問題→地球温暖化→原因は二酸化炭素→リサイクルをがんばって減らそう→・・・」といった具合に、一部分だけをおおまかに書いて順序立てると、後どれだけのことを書くのかのリズムがわかりやすくなりますよ。取り組む時間が経ってしまい何を書くのか忘れる心配もなくなります。

「読書感想文」
「何も思わない」では読んだ意味が無くなってしまうので、読んだ本を最初からパラパラとめくって見ながら、シーンごとの思い出を書いてみましょう。忘れたときも思い出せますし、何よりも全部の感想を書こうとするよりも、ワンシーンに絞ると自分の気持ちが整理しやすくなります。自分がどう思ったかも大切ですが、慣れてきたら登場人物がどう思っているだろうか、面白くなったのは何故か、この書き方はダメなんじゃないか、といったまるで自分が本を書いたかのようなちょっと違う内容を入れてみると更に面白い感想文になると思います。

後回しにして困らないように、今から早速書く準備を進めてみてくださいね。

小川教室 中村