学習塾ブログ / 難しい漢字でなくても、読めないものは読めない

2019年10月30日

難しい漢字でなくても、読めないものは読めない

自分の知らない漢字に出会い、読めるようになると、楽しくなりませんか?

小川教室に通っている生徒さんの中に、難読漢字の問題を要求してくる子がいます。
最初は自分の知り得る漢字の読み問題を出していたのですが、それでは飽きたらず、いろいろな漢字プリントをダウンロードし、授業の合間に出すようになりました。

「動物の漢字がやりたい!」
「いいけど、まだ習ってない漢字が出てくるよ?」

「これは動物園にいる動物だよ。」
「わかった!ゾウ!」
「それは3問目に出てきたでしょう。」

こんなやりとりをここ一年以上続けています。

もっとネタを増やすために、漢字パズルの本を購入してみたのですが、意外にも小学校で習う漢字の熟語が多く使われていることが分かりました。

そこで今回は、小2までに習う漢字だけで「漢字しりとり」に挑戦してみましょう。

「色名」からスタートして「緑色」で終わるようにしりとりをしていきます。
全部読めますか?

一方 → 売口 → 茶店 → 生地 → 地形 → 出雲 → 目下
 → 上手 → 手数 → 雨水 → 一目 → 口絵 → 会下 → 火星
 → 生日 → 昼時 → 気色 → 国名 → 長刀 → 立花 → 七光
 → 緑色

いかがでしたか?難しい漢字でなくても、読めないものは意外とあるものです。

テストや受験には直接関係ない漢字ばかりですが、こういうところから漢字に興味を持っていただけたのであれば、意味のないことでは無いはずです。
その勢いで漢字検定などにも興味を持っていただければ一番良いのですが・・・・・・。

あ、漢字検定対策ができるコースもベストにはありますので、興味のある方は是非ご相談ください!

最後に、先程の漢字の読みと意味を掲載しますので、答え合わせにどうぞ。

一方(いっぽう。一つの方向。両者のうちの片一方)
売口(うりくち。売り先。販路)
茶店(ちゃみせ。お茶を売る店。路傍で休息する人にお茶などを出す店)
生地(せいち。出生地。生命の安全を期しうる地)
地形(ちけい。地表の形態)
出雲(いずも。島根県東部の旧国名)
目下(もっか。目の前。現今)
上手(かみて。上座の方。舞台の、見物席から見て右の方)
手数(てすう。物事・他人の為に特に力を尽くすこと)
雨水(うすい。二十四節季のひとつ。太陽暦の2月19日頃)
一目(いちもく。ちょっと見ること)
口絵(くちえ。本や雑誌などの巻頭に入れる絵や写真)
会下(えか。禅家などで師僧の門下に集まって修行する僧の総称)
火星(かせい。太陽系第4惑星)
生日(いくひ。いきいきと栄える日。神事・儀式の日を祝っていう)
昼時(ひるどき。正午ごろ。昼ご飯を食べる時間)
気色(きしょく。天気のこと。気持ちが顔に表れること)
国名(くにな。女官・僧侶などの呼び名に国名をつけたもの)
長刀(なぎなた。刀剣の一種)
立花(たちばな。姓氏のひとつ。NHKをぶっ壊す)
七光(ななひかり。主君・親などの威光で、家臣や子がその恩恵をこうむること)
緑色(りょくしょく。みどりいろ)

小川教室 小山