学習塾ブログ / 国語が嫌いだった話
国語が嫌いだった話
こんにちは、能勢です!
今年から、小平教室にて国語ゼミを担当することになりました。
今の私は国語が大好きなので、とても楽しみです。
小平教室のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!
さて先ほど、今の私は……と言いましたが、そうです。
中学の頃の私は、国語が、全教科の中で一番!苦手で、嫌いでした。
登場人物の気持ち……? 知らんし作者さんに聞いたら……というテンションでした。
同じ気持ちの方、いませんか?
たとえば、よくこんな問題があります。
「傍線部①について、このときの主人公の気持ちとして適切なものを選びなさい」
こんな問題に出会ったとき私は、とにかくのめり込むように文章を読んで、どんな気持ちかな、悔しいのかな、照れているのかな、といろいろ頭の中で考えていました。
しかしこの問題は決して、「このときの主人公の気持ちを頭の中で推測して、選択肢から近いものを選んでおけ」という意味ではありません。
「このときの主人公の気持ちとして、本文から読み取れるものを選びなさい」
という意味です。
つまり、頭でぐるぐる考えて主人公の気持ちを推し量る必要はありません。
問題文をよく読み、問題文が注目させたい本文の箇所を探し、その文から読み取れる選択肢を選びます。
ヒントになるのは、大きく分けて以下の2つ。
・主人公の様子は?(態度は?表情は?セリフに使われている言葉は?)
・あたりの情景は?(灰色の空?燃える夕焼け?刺すほどにまぶしい太陽の光?)
本文だけでなく、問題文までよくよく注意して読むと、ピックアップすべき本文の箇所が分かりやすくなると思います。
大問全体を俯瞰して、メタ的な視点で捉えてみてください。
さて、今の私はいわゆる古典文学が好きで、特に中世、鎌倉時代の物語や和歌が大好きです。
教科書でおなじみ「平家物語」がアニメ化されたのをみなさんご存知でしょうか?
ストーリーも絵も最高でした。
ご覧になっていた方はいらっしゃいますか?
いらっしゃいましたら是非私と語り合いましょう!!
小平・東大和教室 能勢