学習塾ブログ / 昔の夏は今より涼しかった?
2024年07月24日
昔の夏は今より涼しかった?
「この間、学校の体育館のクーラーが壊れちゃってね、部活のときに暑くて暑くて・・・」。生徒からそんな話を聞いて、最近の学校には体育館にクーラーがあるということにとても驚くとともに、部活が楽でいいなあ、これも時代の変化なのかと感じていました。
しかし、そもそも最近の夏は自分が小・中学生のときに比べて暑いように思えてしかたありません。それとも、自分が年を取っただけでしょうか。
そこで、今と昔の夏の気温について調べてみました。
気象庁のHPや新聞社のコラムをいくつか読んでみると分かったことがいくつかありました。
まずは気象庁HPのデータから、ここ100年の比較をしてみました。
簡単に読み解いてみると
①平均気温は約3℃の上昇
②平均「最低」気温は3.7℃上昇
③平均「最高」気温は2.6℃上昇
となっていました。
ここから
・変化としては最高気温より最低気温の上昇が大きい
つまり、一日の中で暑い時間帯が増えたといえそうです。確かに、最近の夏の方が朝起きてすでに暑い日が多く、体力を持っていかれる感じがしています。
また、東洋経済オンラインのHPの記事に視覚的に分かりやすい図が載っていました。
縦が年、横が月日ですが、明らかに近年になるほど暑い日を示すオレンジや赤が増えていますね。
ここから
・昔に比べて暑い日が7月や9月にも増えている
ということが分かります。
やはりこれらのデータでみても明らかに今の方が夏は暑いといえそうですね!
一つ前の記事の「夏期講習 スタート! 熱中症に気をつけよう」の記事も合わせて読んで、安全に夏を過ごしましょう。
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