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2024年02月16日

春休みの活用法（成長することを楽しもう！）

１年というのは、あっという間のもので生徒のみなさんも新学年を迎えますね。現在の学年では、充実した生活を送ることはできましたか？１年前の自分と今現在の自分では、身体はもちろんのこと、学力や精神面でも成長していることと思います。今回はその成長した学力を次の１年でより効率的に伸ばすために、春休みにすべきことをまとめました。ぜひ参考にしてください。

まずは目標を意識しよう

春休みに何をすればよいかの話の前に、まずは目標を意識しましょう。目標も無いまま漫然と何かをするよりも、目標を持って何かをする方が自分でも工夫・改善ができ、より目標達成に近づくことができますよね。

目標：自分の志望する学校に入学すること

高校生・中学生・中学受験生のみなさんにとっては、「自分の志望する学校に入学すること」が共通の目標といえます。でもこれでは、話が大きすぎるため、さらに小さな目標を立てましょう。

中学生の目標：学校の成績をよくする（内申を上げる）

高校受験では、推薦入試・都立一般入試等でよい成績であることが重要になってきます。だから、定期試験前に必死で勉強しているんですよね。もちろん、受験レベルの問題を解けるようにすることも大切ですが、春休みでは受験レベルの問題を解く準備と内申を上げるための勉強をしましょう。

高校生の目標：内申を上げるまたは、受験問題に対応できる力をつける

高校生は、①学校推薦型選抜を狙っている人は内申を上げる　または維持する　②公募推薦や一般受験を考えている人は受験問題に対応できる力をつけることが目標となります。

春休みにすべきこと

中学生のみなさんは、

具体的には次のことをするといいですよ。春休みは夏休みほど長くないので、内容を絞って確認するのがポイントです。貼りきりすぎていろいろと手を出し、消化不良にならないように気をつけましょう。

英語

単語と文法の復習をしましょう。上の学年に進むと当たり前のように既習済みの単語・文法が出てきます。単語は前学年の学習したものを自習で、文法は苦手・不安な単元を春期講習で強化しよう！

数学

計算・方程式・関数を復習しよう。新学期では前学年と同様にこの順でその応用を学習していきます。途中式の書き方、式の意味、式の活用の仕方等、春期講習で改めて確認して定着させておこう！

国語

漢字・読解・作文力を強化。漢字は前学年の復習をし、読み・書き・それを使った熟語等セットで覚えておこう。それが読解力・作文力につながります。読解は自学が難しいもの。春期講習で、ただ内容をつかむのではなく、ポイントをつかみ、問題を解く力をつけよう！作文は一朝一夕で身につくものではないので、作文講座を始めよう！

理科・社会

重要語句の暗記と苦手単元の復習をしておこう！都立一般入試で出題される範囲は３年間で学習した全範囲になります。すべてを一気に覚えるのは苦しいですよね。春・夏・冬の長期休みを利用して復習をし、受験にむけてわかる・できる・覚えている単元を増やしておこう！

高校生のみなさんは、

上記の①学校推薦志望の人は、次の定期試験に向けレギュラーでとっている科目は予習、ただし予習をするのにその土台となるものが未定着な場合はその復習も必要となります。また、成績を上げなければならない科目も春期講習で修行しておきましょう。

②公募・一般入試を考えている人は既習範囲の受験レベルの問題演習をするといいでしょう。受験レベルの問題を解いた後など，できていない問題は分析の必要があります。カン違いなのか、うっかりミスなのか、知識不足・基礎内容の演習不足なのかなどをチェックし、その改善策を考え実行してください。

「一日生きることは、一歩進んでいることでありたい」

ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹教授の言葉です。一日少しずつでもいいのですから、できるものを増やしていきましょう。そうすれば苦手なものでもいつの間にか得意に変わる時がきます。もともと得意だったものならば、さらに洗練されたものになっていくでしょう。そんな前向きな気持ちで新学期もがんばっていきましょうね！