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~受けた後のテストや模試を上手に活用しよう~
テストや模試の解き直しは成績アップへの近道!
みなさんはテストや模試を受けた後はどうしていますか?
「受ける→結果(判定)見る→喜ぶ(ショックを受ける)→おしまい」にしていませんか?
テストや模試は、弱点を明確に示してくれる診断書のようなものです。今月は、そのテストや模試の上手な活用方法についてレクチャーしたいと思います。
中間テストや期末テストも大切なテストです。受験生はもちろんですが、現在受験生ではない生徒さんも見逃さないようにしてください。
①判定だけではなく、どこが定着していないか確認しよう。
テスト結果が返却されると、たいていの人は判定だけをみて一喜一憂します。気持ちはよく分かりますが、結果はくつがえりません。ここでは「今回は良かったor悪かった」などより、どの科目のどの単元ができていなかったのかを確認しましょう。
②「できた!」と「あってた!」を分類しよう。
文字通り、「できた」=『いつ出題されても大丈夫』であり、「あってた」=『たまたま正解。ラッキー!』ということです。それらを分類するためにも、テストや模試を受ける際、自信のなかった問題には△印などを付けておくと復習の時に役に立ちます。
③復習は結果が返却される前までに終わらせよう。
テストや模試は終了後に会場で解説・解答が配付されます。結果が返却されるまでに1週間程度かかります。復習はその間に済ませてしまうことをおすすめします。「分からないもの」をその意識があるうちに「分かるもの」にすることが重要です。定期テストの場合すぐに答えは配付されませんが、テスト返却から1週間以内をめどに復習をしましょう。
④復習=納得してからの解き直し。
(ここが一番大切です。)
・もらった解答を見て間違いを見つけたら、まず解説をじっくり読むこと。
・もしくは教科書や参考書でしっかり調べること。
・わからなければ学校や塾の先生に必ず質問すること。
自分の間違いを正面から受け止め、何をどう間違えたのか確認・納得することです(もちろん上記②番で付けた△印の箇所も)。それをせず再度挑戦しても意味がありません。部活動と同じで試合に負けたのに反省も練習もせず、再度同じ相手に臨んでいるようなものです。
また、模範解答というのはあくまで模範です。納得したら、数学なら必ず自分の手で解き直しをすること。それをしなければ数学は伸びません。その他、理科・社会の用語や英単語や漢字など暗記すべきことはその場で覚えることが大事です。
≪NG(おすすめしない)復習法≫
・(すぐ前にも書きましたが)答えを見てわかっただけで、改めて解き直していない。
・間違えたところやポイントをとりあえずノートにきれいに写すだけ。
・ノート作りに時間の大半を費やしている。
・復習したとき以外、見返さない(見返していない)。
これらをやっている人は、成績アップは見込めません。
今すぐ改善しましょう。
【中学生向け】
Vもぎを受ける意味
・東京都内で行われ偏差値の出る試験のため、受験生自身の学力状況・推定順位が正確に把握できる。
・「都立そっくりテスト(もぎ)」を中心に、名前の通り「都立一般入試」の問題形式・出題傾向・難易度に類似し、「都立一般入試」の擬似体験ができる(時間スケジュールは異なります)。
・中学校内の「確認テスト」や塾内での「志望校判定テスト」とは異なり、他校の受験生と机を並べ、入試本番の雰囲気を体験できる。
・会場が近隣の私立高校中心に設営されるため、高校内の様子をある程度知ることができる。
・その結果(偏差値)は私立高校への推薦や優遇を獲得する上で入試相談に使える場合もあり、入試結果に大きく影響する。
⇒ですから模擬試験であっても本番同様、全力で取り組んでください。
【高校生向け】
マーク式テストでのマークミスに注意!
大学入学共通テストや大学によっては、一般入試でもマークシート方式でのテストが出題されます。テスト本番で実力を発揮し、目標通りの点数を獲得するためには、マークミスをしないことがとても大切です。
どのようなところでミスをしやすいのか、そして、マークをする際の注意点をまとめました。
〈マークミスあるある〉
・空けるはずがつめてマークしてしまった。
・1つの問題に2つマークするなどの重複。
・「+」「-」などの符号のマークミス。
・分数表記でのマーク順をミス。
〈マークミス防止方法〉
・区切りのよい所で必ずチェックする。
問題を解いて、大問ごとなどキリのよい所でマークがずれていないか確認する。
・分からず解答欄を空けている問題も仮に塗っておくなどして、マークのずれを防ぐ。
1問のずれによるマークミスで大量に点数を失う可能性がありますよ。
・問題冊子と異なる順番で解く場合、問題番号と解答欄のチェックを1問ずつ行う。
・試験時間のラスト5分はマークミスチェックの時間
と決めて、5~10分ほど短い時間で練習や演習をし、模試などでも実践してみる。
ぜひ頑張って合格を勝ち取ってください!
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